就活に学歴・学部フィルターは当然存在する。突破する方法を解説する

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どうもリンです。今回は就活における学歴・学部フィルターについて解説していきます。

学歴・学部フィルターって実在するの?自信無くなってきた…

と悩む方は多いと思います。

結論から申し上げますと、学歴・学部フィルターは存在します。

 

 ↑Twitterでも悩んでいる方を良く見かけます。

 

この記事では

  • 学歴・学部フィルターが存在する根拠
  • 学歴・学部フィルターの突破方法

の二つを解説していきます。

記事の信憑性については、私のプロフィールや就職活動カテゴリーを見ていただいて評価して頂きたいと思います。

学歴・学部フィルターって都市伝説?そんなに気にしないで就活すればいいや。

↓↓↓

学歴・学部フィルターがあることを前提に、突破できる方法を試してみよう!

と生産的な行動に移れるように解説を進めます。

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学歴・学部フィルターとは?

さて、学歴・学部フィルターについて定義します。

学歴フィルターとは日本の就職活動において使われている用語の一つ。特定大学の出身者以外の者を採用選考から外すことをいう。

wiki

学部フィルター特定学部の出身者以外の者を採用選考から外すことをいう。

この二つの定義で十分でしょう。

日本の就職界隈において、この二つの言葉は頻出ワードです。

 

よく議論の種になる概念ですが、一方では「実在する」、他方では「都市伝説である」と意見はよく割れます。

学歴・学部フィルターは確かに存在する

学歴・学部フィルターは確かに存在します。

しかし、極端なフィルターではありません。

 

このような議論が生じるとき、

  • 学歴・学部フィルターは存在する
  • 学歴・学部フィルターは存在しない

など、0⇔100の意見の対立になってしまいがちです。

しかし社会はそのように単純ではありません。

ある企業では「学歴・学部はそこまで考慮しない」、違う企業では「学歴・学部はまぁまぁ考慮する」

など0~100の中間の値を取ります。

 

よって、学歴・学部フィルターは「存在するが、極端な存在ではない」というのが正しい認識でしょう。

企業はボランティアではない

企業とは雇用の場を提供する非営利活動法人でしょうか?当然違いますよね。

企業のほとんどは株式会社ですので、株主の所有物です。よって利益を生み出すことが目的の組織です。

そのような「企業」の採用活動は学生側からすれば理想的なものではありません。

優れた能力を持つ学生を採用しようと企業は必死です。そして採用にはコストが掛かります。

よって、コストを最低限に抑えつつ優秀な学生を選別するために様々な簡易的なフィルターを用意します。

その一つが「学歴・学部フィルター」です。

優秀な学生は低い学歴を好んで選びません。”受験”という「努力が出来る人材」を正確に分類できるフィルターが、社会には既に存在しています。よって学歴でフィルターを掛けるのは最もコストの低い選別方法でしょう。

そして業務を円滑に進めるには多少専門知識が必要です。業務と関係のない学部よりは、関係性のある学部から人材を採用したほうが教育コストも低くできます。

様々な因子によってフィルターは決定される。

巷で騒がれる学歴・学部フィルターは「即戦力の採用」という観点だけを追っています。

実際にはコラム名通り、様々な因子を考慮して企業はフィルターを決定します。

即戦力だけを採用したいなら、ガンガン学歴・学部フィルターを掛ければいいわけです。しかしそれは困難でしょう。

  • 学生のエントリー数が足りない
  • 生半可な労働環境では、優秀な人材は離職率が高い。
  • 人材の多様性が削がれる

などが代表的ですね。

 

よって冒頭に述べたように「学歴・学部フィルターを採用するorしない」という極端な選考方法ではなく

  • 即戦力の需要
  • 社内の教育環境
  • 学生のエントリー数
  • 提供できる労働環境
  • 人材の多様性
  • 選考コスト

などが絡み合った関数として、学歴・学部フィルターの採用度が「グラデーション的に」決定されます。

学歴・学部フィルターを突破するには?

学歴・学部フィルターは少なからず存在するんだね。どうすれば突破できるのかな?

という悩みが生まれるでしょう。

私は中々に倍率の高い企業に勤めており、学歴・学部フィルターが存在する感覚を直に感じております。しかしその中でもフィルターを突破して入社する方々は社内社外問わず何人も知っております。

そのような方々に共通する特徴を基に、学歴・学部フィルターを突破する方法をまとめましたので共有します。

フィルターを超えるほどの「熱意・性格・能力」をアピールする

学歴・学部フィルターを超える方々は「熱意・性格・能力」において人一倍の素質を備えています。

↑こちらの記事では企業調査を基に面接対策の本質について述べています。

その中で重要な部分を抽出すると、面接は基本的に「熱意・性格」を重視しているということが挙げられます。

面接官が調べたい項目

熱意:ES提出前までが勝負

学歴・学部フィルターを突破した方々は「仕事に関しての熱意」を人一倍持っています。

  • どのような仕事をしたいのか
  • 仕事で何を成し遂げたいのか
  • 何故その業界なのか
  • 何故同業他社の中でその企業なのか
  • 熱意を証明できる事実を持っているか

このような項目を、第三者から見て納得できるようなストーリーを持ち合わせています。

「熱意のある人」=早期退職しない・社会人になっても切磋琢磨できる

という構図は容易に想像できます。「熱意」によって学歴・学部フィルターを突破することは最も分かりやすい対策方法でしょう。

 

ここで重要な事は、それら「熱意」をエントリーシートで示さなければならないことです。

何故なら学歴・学部フィルターはエントリーシートで主に効力を発揮します。エントリーシートで「熱意」を示さなければフィルターに弾かれて不採用となってしまうでしょう。

 

よって「熱意」はエントリーシート提出までに対策を練る必要があります。

  • インターンシップに行く
  • OBOG訪問をする
  • 企業の情勢を入念に調べる
  • 熱意を証明できる実績を積む

↑のように、熱意の証明を示してエントリーシートにてアピールをしましょう。

口だけ「御社を志望しております」よりも、「〇〇という理由で御社を強く志望しております」という”証明”付きであれば必ず人事の目に留まるでしょう。

性格:性格適性検査結果は重視される

続いて学歴・学部フィルターを突破する手段として、性格面でのアピールが重要になります。

採用基準調査結果

↑の調査結果からも分かる通り、企業は「性格」を重要視しています。

驚くべきことに、性格適性検査の結果は4位と非常に注目すべき項目です。

学歴・学部フィルターを突破するには、人事から見てあなたが「他の候補者よりも将来性を感じる性格」であることを証明する必要があります。

 

↑の記事に性格適性検査の対策方法について解説しています。

性格適性検査が人事の目にどう映るのか、そしてどのように良い成績を取るのか解決策を提示しています。是非ご覧ください。

能力:SPI試験はボーダー以上。そして特技を磨く。

続いて「能力」面です。

能力の参考指標としては、SPI試験の能力検査が挙げられます。

学歴・学部フィルターは確かに存在しますが、基本知能的な能力面だけで見ればSPIの能力検査は有力です。

SPI能力試験の結果を足切りとする企業は、かなり多いのが現状です。

よってあなたはSPI能力試験について、ボーダー以上の点数を取得する必要があります。

SPI能力試験は対策が非常に簡単です。問題集を購入して演習を数多くこなすことです。

↑の記事では、私の経験上で最もSPI試験の点数が向上した方法を紹介しています。とは言っても、適切な教材を紹介して勉強方法を解説するだけですが…

ボーダー以上のSPI成績を出したい方は是非ご覧ください。

 

また、能力面としては「業務で使えそうな特技」があると吉でしょう。

  • 業務に関連する専門知識
  • ITに関する知識
  • 対人コミュニケーションを円滑にする特技

簡単に思い浮かぶのは以上の通りですが、人事の目からして「この人材は欲しい」と思わせれば何でも大丈夫です。

時間があるのなら何か勉強をしてみる、昔やった勉強を復習してみるなどして、自分の特技をアピールできるようにしておきましょう。

手っ取り早いのはインターンシップ

学歴・学部フィルターを突破する方法として、正直最も効果的な事は「インターンシップに行く」ことです。

当ブログでは、インターンシップに行くことを強く推しております。

↑の記事でインターンシップの重要性を語っています。過去の経験上、インターンシップに参加した学生は後悔する就職活動にはなりません。

  • 短期的メリット:内定直結ルートに入れる
  • 中期的メリット:社会を感じて自己分析が出来る。自分の実力を把握できる
  • 長期的メリット:業界や企業の良し悪しを判断して後悔しない就職になる

このようにインターンシップは「就職活動が有利になる」だけではなく「人生の選択を正しく行える」という長期的視野なメリットが存在します。

 

短期的メリットとして、学歴・学部フィルターを突破できます。

なぜなら、インターンシップは「熱意・性格・能力」全てをアピールできる場であるからです。

 

エントリーシートや面接で感じ取れるあなたの魅力は数少ないものです。

学歴や学部を凌駕する魅力であっても、短時間では伝わりません。

 

そこでインターンシップに行くことで全ては解決します。

数分のアピール時間が数日間に増えるわけです。その時間を有効に活用して、「あなたと仕事がしたい」と感じ取らせることが出来れば、フィルターなど無いも同然になります。

 

しかしインターンシップにも選考が付き物です。先ほど述べたような対策を練ることで、本選考よりは緩和されたフィルターを突破してしまいましょう。

企業分析やOBOG訪問も重要。

学歴・学部フィルターを突破するためには企業分析・OBOG訪問が非常に重要です。

ここでは単に「重要である」などと抽象的な事は言いません。

以下のコラムにある「1点」を狙うために企業分析やOBOG訪問が重要なのです。

マッチング人材を狙う

学歴・学部フィルターを突破するためには「マッチング人材を狙う」ことは戦略の一つでしょう。

マッチング人材とは何でしょうか?

 

ここで言うマッチング人材とは「企業が”力を入れ始めた事業”と相性がいい人材」の事です。

例えばある企業が触媒開発に力を入れ始めたとしたら、現状の社内では人材不足でしょう。そこで「触媒に専門知識がある・興味がある学生」を積極的に採用する動きが強まります。

企業研究やOBOG訪問で、その情報を拾い上げていたらアピールは非常に簡単ですよね。

 

企業は常に変化していかなければ生き残ることはできません。

よって、常に何かしらの方向転換をしようとしています。

あなたは企業分析やOBOG訪問によってその情報を吸い上げ、マッチング人材として志望をすればいいですよね。

私は現にこの方法を用いて今の職を頂いていますし、周囲の知り合いにも該当するような採用をされた方々が沢山います。

採用は企業とのマッチングです。あなたが身の丈以上の待遇を望むなら、その企業が現在欲している人材を調べる努力を怠ってはいけません。

まとめ

以上、学歴・学部フィルターの存在根拠や突破方法について解説しました。

学歴・学部フィルターは社会としては合理的な概念ですが、求職者からすれば厄介な存在です。

今回の方法を参考にして対策を練れば、フィルターを突破する建築的な準備になるでしょう。

 

当ブログではこのように「努力によって自分の待遇を良くする方法」について数多く解説しているので、是非ご回覧ください。

では。

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