【就活】理系の就活は有利・楽って本当か?何社受けるべき?【経験談】

就活マル秘情報

こんにちは、リンです。

以前、こんな記事を書きました。

要約すると、

  • 理系学部生でも就活は上手くいく
  • 大学院に行くのはリスクでもある
  • 研究職に就きたい人だけ大学院に行くべき

って感じですね。

ではそもそも、理系って就職で有利なのでしょうか?

理系は就活有利だから文系が可哀そうだわw

と言われはするものの、実態を分かっている学生は少ないのではないでしょうか。

今回は、就活経験者・現社会人が「理系は就活で有利なのか?何社くらい受けるべきなのか?」を解説していきます!

では参りましょう!

この記事の内容まとめ
  • 理系は就活で正直有利。理由は5つ
  • 大学院生は15社ほど受けよう。専門分野業界を重視でそれ以外は少し。
  • 学部生は30社ほど受けよう。専門分野業界は少しでそれ以外を重視。
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この記事の信憑性

そもそもお前はどの立場からモノ言うてんねん。

と思われるでしょう。

この記事の信憑性は、絶望的状況から大逆転勝利を収めた元就活ガチ勢としての知見や経験によって支えられています。

詳しくは、以下のプロフィールを参照ください。

理系は就活で有利なのか?

結論から言いますと、

有利です。以上!解散!

 

…で話を終わらせる訳にはいきませんね。

理由をしっかり説明していきます!

文系より就活生の母数が少ない

孤独な感じの画像

就活における、文系と理系の人数比はおよそ7:3と言われています。

理系は元々母数が少ない上に、推薦やインターン直結ルートを使うことで「全力就活生」にならずに内定を貰うためです。

一方で、理系を拒む企業は無いので受け入れ窓口は広くなっています。

少ない人数で、受け入れ枠は大きい。これは理系の就活が楽だと言われる理由の一つですね。

推薦枠が多い

多くのドアの画像

大学側が用意している「推薦枠」を使うことで、選考を有利に進めることができます。

推薦枠とは?

大学側と企業側で約束された人材斡旋の枠。選考を有利に進む。学部から上限○人など、人数は限られている

推薦は企業によって、どの程度有利になるかは全く変わります。

Webテスト免除になる程度の推薦から、最終面接スタートの推薦もあります。

しかし、推薦を使うことで早期に内定が取れる可能性は大きく高まります!

推薦を上手く活用することで、第一志望の企業から楽に内定を貰うことができる。これが理系の強みです!

実務能力をアピールできる

プレゼンする男性

理系は社会に出てから役立つ様々なスキルを既に身につけています。

理系が持っている強み
  • 研究で培ったWord・Excel・PowerPointのスキル
  • 論理的思考能力(=業務遂行への道筋を立てる能力)
  • プレゼンスキル
  • 専門性

これらは、文系と比べて非常に忙しかった学生生活で培われた素晴らしい能力です

つまり研究室生活ですね。

論理的に、デザインの綺麗なパワポで発表しなければ教授にキレられる日々・・・

理系で無ければ分からない、「社会で生き抜く術」を知っているのは大きな強みです!

 

人事側も「理系学生の基礎能力」を分かっています。

面接でも、このようなスキルをアピールすることで説得力のある自己PRができます。

理系が就職に有利と言われる背景には、「そもそも基礎スキルが高い」という理由があるのですね!

理系・文系職両方に応募できる

理系と文系が狙える業界領域の簡略図

文系は理系職に応募ができませんが、理系が文系職に応募することはできます。

単純に「多くの企業を狙うことができる」ので、内定ゼロの心配は殆ど無くなります。

  • 銀行
  • 商社
  • 証券
  • コンサル

のような、文系人気業界にも理系は応募できます。

将来の可能性を幅広く模索することができるのは、理系が就活で有利だと言われる理由ですね!

理系人材の需要が大きくなっている

引く手あまたの理系学生

先ほど「理系学生の基礎能力」が就活アピールになると伝えました。

企業側もこの事実を十分に分かっていて、文系職でも「理系学生を優先して採用しよう」とする動きが強まっています。

  • 総合商社
  • 証券
  • コンサル

などでは、理系大学院生(修士)の採用人数は非常に多いです。

やはり論理的思考や業務スキルが身についている学生を採用したいと考えているのでしょう!

理系は何社受ければいいのか?

では、理系は就職に有利とは言っても何社ほど受ければいいのでしょうか?

正直、状況によってマチマチですが私の経験から提案しましょう!

大学院生の場合

大学院生(修士)の場合、専門をそのまま活かした業務をしたいと思う方が多いです。

それ以外にも様々なキャリアを考えると思いますので、受けるべき企業の数は10社~20社ほどがベストと思います。

研究もありますから、大量にエントリーを出すとその後死にますよ。笑

【参考】↓ 30社エントリーして死にそうになった筆者の思い出記事 ↓

内訳はこちら

大学院生が受けるべき企業20社の内訳
  • 推薦枠1社
  • 専攻に沿った企業4社
  • 専攻以外の理系職7社
  • 文系職8社

「推薦枠と専攻に沿った企業」は、内定率が高いので多く受ける必要はそこまで高くはないです。

おそらく5社ほどで確実に内定は貰えるでしょう。

専攻以外の理系職と文系職」は、アピールが難しいので内定率も低くなります。15社ほど受ければ2社ほどからは内定を貰えるでしょう。

大学院生は専門分野を推していこう。

就活中にやりたい仕事が見つかった時の為に、専門以外にも手を伸ばしてみよう。

学部生の場合

学部生は大学院生に比べて、就活は少し苦労するでしょう。

研究室に所属して間もないので、専門分野でもアピール力が薄くなってしまいます。

そこで、学部生は30社ほどエントリーすると良いでしょう!

内訳はこちら

学部生が受けるべき企業30社の内訳
  • 推薦枠1社
  • 専攻に沿った企業5社
  • 専攻以外の理系職9社
  • 文系職15社

学部生は「推薦枠と専攻に沿った企業」で1社内定が出れば正直ラッキーです。専門分野の能力がアピールにあまりなりませんからね。

それよりも、就活中に「自分が本当にやりたい仕事」を探すためにも様々な企業に手を伸ばす方が重要です。

大学院生よりも「専攻以外の理系職と文系職」に力を入れましょう!

学部生は専門分野はあまり推せない。

就活中にやりたい仕事が見つけるために、幅広く手を伸ばそう!

理系は業界選びに迷う→高精度の自己分析をしよう。

選択肢が多い女性

これまで述べたように、理系は様々な業界を狙うことができます。

私自身も迷いました。どうしても目移りしちゃうんですよね。

私の場合は「キミスカ」と「OfferBox」というサイトの自己分析ツールを使って絞り込みました。

色々自己分析ツールを使ってみた中で、かなり高精度でした。割とオススメ。

完全無料なので、両方使ってみて比較してみるとかでも損はないかと。

キミスカ適性診断結果①
キミスカ適性診断結果③

自分の性格を偏差値として表してくれるのは面白いですね!

「人物像・人材活用に関するコメント」自分に合った業界を考えてみましょう。

 

↓リンク

【参考記事】自己分析診断ツール8種全部比較しました。

就活は情報戦。内定者の経験談を集めよう。

SPIでもESでも面接でも、「内定者の経験談を調べる」ことが攻略の最短経路です。

つまり就活情報通になれば就活で失敗しないんです。

 

「就活の最重要情報」ですが、例えばこんな情報です。

  • 内定者のエントリーシート
  • 面接突破のコツ
  • 上場していない優良企業
  • 就活生の選考レポート

といった情報ですね。

ぶっちゃけ、就活は成功者の経験を調べるのが一番効率的なんです。

だから私は「内定者の就活情報」が載っているサイトは隅々まで調べ尽くしました。

結局どこの情報サイトが一番良かったのさ?

就活情報サイトは色々ありましたが、中でもかなり役立ったのが就活ノートってサイトでしたね。

↑に書き込んだ「就活成功者」の経験談・就活レポートが多数掲載されていたので就活の各所で非常に助かりました!

一度ホームページを見て頂ければ分かりますが、就活サイトの中では最強クラスの情報量です。

完全無料ですし、必ず目を通しておくべきサイトだと思います。(経験談)

ストレス無く読める就活情報記事

通過ESや先輩の就活レポートなど掲載されています。

あれだけ良質な情報サイトなので、就活生から人気があるのは当然ですね。 

大学2年生から就活情報のアンテナは立てておかないと情報戦で負けてしまいますよ!

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就活のあらゆる情報は就活ノートに詰まっています。

 


まとめ

この記事の内容まとめ
  • 理系は就活で正直有利。理由は5つ
  • 大学院生は15社ほど受けよう。専門分野を重視でそれ以外は少し。
  • 学部生は30社ほど受けよう。専門分野は少しでそれ以外を重視。

理系が就活で有利な理由は理解できたでしょうか?

理系の方は自信を持って就活に臨み、文系の方は少しでもスキル取得や企業研究を進めて就活をしていきましょう!

 

受けるべき企業の数は、かなり主観が入っているので参考程度に留めておいて、状況によって変えてくださいね!

では!

 

【参考記事】理系は学部卒で就職しよう【後悔しません】

【参考記事】準備しないと3月地獄です。【反省】

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