22卒/23卒以降の就活リスクまとめ【2021年から就職氷河期再来?】

就活マル秘情報

どうもリンです。

今回は22卒/23卒以降の就活について、少し気になる話題があるので解説しようと思います。

その内容とは…

「22卒/23卒以降は再び就職氷河期が到来する可能性」という内容です。

↑Twitterでの嘆きの一部です。

新卒採用3割減とか終わった。将来の希望が見えない。就職氷河期余裕で超えてるよ。

はー!!!!22卒は就職氷河期で全員死亡希望なし!さよなら!

就職氷河期やばいな…推薦でどこかいきたいとこあればいいんだけどなー

皆さん22卒/23卒以降の就活に対してかなり不安を持っているようですね。

 

そこで今回の記事では

  • 22卒/23卒以降の就活に潜むリスク
  • それを踏まえて就活生がすべきこと

を解説します。

就活不安だなぁ…

今からすべきことが分かった!動き出そう!

となる記事です。

 

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22卒/23卒以降の就活に潜むリスク

悩む男性の画像

まずは22卒/23卒以降の就活で潜むリスクについて解説します

大きく不安視されるリスクは3つです

  • 企業の採用意欲低下
  • 就職氷河期再来する可能性
  • 就活ルールの撤廃による混乱

1つずつ解説します

2020年における経済打撃の影響を受ける

お金の画像

22卒/23卒の就活シーズンは経済動向の混乱による採用意欲の低減に直面する可能性があります。

 

コロナウイルス収束目途の不透明化による採用意欲低下

残念ながらコロナウイルスの収束目途は未だ立っておりません。

企業の採用意欲は基本的に「今後の業績見通しを基に、今年は何人採用するか」という論理的な思考で決められます。

決して感情的な決定ではありません。

 

現時点で「コロナの収束目途は立っておらず、例年通りの採用数はリスク大」と考える企業が多いとの調査結果が示されています。

2022卒採用見通し調査結果
出典:リクルートワークス研究所「2022卒採用見通し調査」

残念ながら22卒からは採用意欲がマイナス成長となっています。

2020年の業績・今後の収束見込みを踏まえた企業側の判断です。

22卒は21卒同様、採用数減少傾向を維持する調査結果が見て取れます。

おそらく23卒も同様に、新卒採用枠の冷え込みが懸念されるでしょう。

  

23卒はどのような採用意欲になるか分かりませんが、収束見込みが年内に立たなければ22卒同様以下の水準に落ち込む可能性があります。

リスク①:収束目途の不透明化

 

2020年のGDPマイナス成長に伴う採用縮小

2020年のGDPはマイナス5.3%でした。

これはリーマンショックのマイナス5%に匹敵する経済的打撃となりました。

 

コロナウイルスによる外出規制などにより、大幅な落ち込みとなりましたが

2021年には+2.3%程度と見込まれています。

 

しかし回復の足取りは重く、2019年とは程遠い水準を水位することが予想されます。

2021年日本経済見通し調査結果
出典:大和総研「2021年日本経済見通し」

企業の新卒採用数は基本的には昨年の業績を考慮して調整されます。

GDPの大幅なマイナス成長は、22卒/23卒の就活難易度を「平均的に底上げ」する可能性があります。

リスク②:GDPマイナス成長に伴う就活難易度の底上げ

 

2020年業績悪化による次年度の新卒採用数減

GDPの話に続きますが、2020年業績悪化により新卒採用数を削減する調査結果も報告されています。

業種別に見てみましょう。

2022卒新卒採用見通し調査結果

2020年業績悪化を受けた

  • 製造業
  • 流通業
  • 金融業
  • 飲食・宿泊業

などの採用数減少が目立ちます。

 

ここで大きな驚きが「情報通信業」でさえ採用数減少の傾向が見えることです。

比較的経済的打撃の少なかった情報通信業でさえ、採用数拡大への警戒態勢が敷かれていることを示しています。

 

このような企業調査結果でも、大半の業種が採用数減少の傾向を示していることも注意しましょう。

リスク③:2020年業績悪化の影響大

東京オリンピックの中止

こちらは随時更新していきますが、現在「東京オリンピックが中止に向かうのではないか」という懸念が生じています。

東京オリンピックが中止になった場合に最も注意しなければならないのは、日本人や外国人旅行
客の特需が失われること。仮に東京オリンピックが中止になれば、完全な形で開催された場合に
比べてGDPベースで+1.7 兆円、経済波及効果ベースで+3.2 兆円程度が失われる。

第一生命経済研究所 Economic Trends / マクロ経済分析レポート

このような経済的効果は、「外貨の獲得」という点で大きな円安を引き起こす可能性があります。

「東京オリンピック中止=飲食・宿泊業の業績低迷」には留まりません。

為替の影響を受け、製造業や建築業など様々な業種への経済的打撃の波及が生じていきます。

 

間接的にではありますが、新卒採用数への影響を無視は出来ません。

リスク④:オリンピック中止により波及する経済的打撃

ここまでをまとめます。

22卒/23卒の就活リスク:不景気
  • コロナウイルス収束目途の不透明化による採用意欲低下
  • 2020年のGDPマイナス成長に伴う採用縮小
  • 2020年業績悪化による次年度の新卒採用数減
  • 東京オリンピックの中止

就職氷河期再来か?

雪景色の画像

前述のような理由から、景気の後退が現時点で生じています。

すると22卒/23卒以降の就活では就職氷河期が再来する恐れがあります。

中小ベンチャーの採用意欲低減→売り手市場の終焉

失意の男性

景気が後退し、業績が悪化すると中小ベンチャーの新卒採用意欲が低迷します。

21卒以前は「売り手市場」と呼ばれており、就活生は様々な企業から引っ張りだこでした(大手企業は常に買い手市場だが。)

今まで「売り手市場」と呼ばれ、就活生の心の支えになっていた中小ベンチャーが採用を渋るようになると、いよいよ就職氷河期です。

しかし、今回の報告では、経済の急激な収縮により雇用環境の悪化は不可避と判断した。ハローワークの有効求人数は昨年10月以降、前年割れが続いているが、その減少幅が1月の7.3%から、2月12.4%、3月16.1%と急拡大している点を懸念している。「雇用情勢」の判断は、2月の「改善している」から「改善してきたが、感染症の影響がみられる」に下方修正した。

Microsoft News

大企業の買い手市場が加速

そして大手企業でも新卒採用数の縮小傾向が見られます。

大手企業は常に「買い手市場」。つまり常に倍率が高いってことですね。

そこに不景気が押し寄せるとどうなるでしょうか?

  • 中小ベンチャーの倒産が相次ぐ
  • 安定を求める就活生増加→大企業への就職希望傾向
  • 大企業の採用数縮小

つまり大企業の「買い手市場」に拍車をかける効果が生まれてしまいます。

22卒/23卒の就活リスク:採用意欲の低減
  • 不景気による中小ベンチャーの採用意欲低減
  • 大企業の買い手市場化が加速

就活ルールの撤廃

ビルの画像

そして22卒/23卒は経団連の採用方針(就活ルール)が緩和される潮流があります。

新卒採用に関する企業調査
エントリーシート受付開始時期に関する回答
DISCO 新卒採用に関する企業調査(2020 年 10 月調査)

上記調査のように、22卒からは「3月広報スタート」という採用方針を大きく逸脱した動きが見て取れます。

エントリーシートを「2020年10月以前から受け付け開始する」という企業が大きく増え、

「2021年3月から受け付け開始」とする企業は20卒より15%も減少しています。

 

つまり、就活の早期化が急速に進んでいるのです。

 

以前から機能されていないと言われていたルールですが、隠れた効果はもちろんありました。

  • 6月以前の採用活動の周知がしづらい
  • 大っぴらに学生の囲い込みができない
  • 採用通年化ができない

これら「隠れた圧力」によって、ルール無視による採用活動の格差を防いでいました。

では22卒/23卒以降はどうなるでしょうか?

採用通年化・内定の早期化

最も影響を与えるのは「採用通年化に伴う内定の早期化」です。

夏のインターンや説明会・面談で優秀な学生を囲い込むことが容易になりますよね。

不景気+採用通年化でどうなるでしょうか?

  • 企業側は早期から選考を進め、優秀な学生をマークできる
  • 企業は採用数はなるべく縮小したい
  • 学生は選考の早期化で「行きたい企業」を考え抜くことが難しい

つまり少ない枠を奪い合いながらも、時間がないから「人生・キャリア」を考え抜くことが難しくなります。

急かす企業と急ぐ就活生の図
22卒/23卒の就活リスク:採用通年化
  • 採用の早期化が進むが、枠は少ない
  • 就活生はキャリアや企業を吟味する時間が無い

リスクだらけの22卒/23卒。対策は?

じゃあ一体どうすればいいのさ…

ということで対策を解説します。

22卒/23卒が苦難を乗り越えるにはどうすればいいのか?

本項を参考にして行動すれば、きっと逆境を乗り越えれます。

【最重要】インターンシップへの参加

まずはインターンには絶対に行きましょう。

22卒以降がインターンに行くべき理由
  • インターンが選考の場になる
  • 実務を通してキャリアを考えることができる
  • 企業の良し悪しが判断できる

まずインターンに行かなければ就活以前の問題になる可能性が高いです。

↑こちらの記事で統計データを用いて解説していますが、企業は22卒・23卒は「早期選考/インターンで学生を囲い込む」動きを強めようとしています。

例えばこんなデータ↓。インターン重視傾向に傾くことは確実ですよね。

採用指針見直しに伴う採用活動の変更

インターンに行かなければ内定が貰えない時代がやってくるかも知れません。

また、インターンはキャリアや企業を吟味する場として最適なので必ず行くことをオススメします。

不況で中小ベンチャーの内定取り消し?→大手がオススメ

不景気になると中小ベンチャーの内定が取り消される可能性があります。

やはり狙うならば大手企業がオススメです。

でも大手から内定なんて出そうにないよ…

でも大丈夫です。

インターンに行けば大手企業といえども内定を貰うことが可能です。

「インターン生限定選考ルート」に入れれば最終面接からスタートなどもあり得ます(某白犬お父さん企業とか)

22卒以降の就活対策:インターンには必ず参加

【重要】1日でも早く就活を始める

パソコンを見る男性の画像

22卒/23卒以降の就活は一日でも早く始める必要があります!

かつては大学3年の冬1月から就活でも良かった。

22卒はおそらく大学3年の冬1月 / 23卒は大学2年の春3月あたりから始めないと後れを取る可能性が高いですね。(22卒:2~5月の早期選考/23卒:夏インターン争奪戦になるため)

現在も就活生から色々な相談が来ますが、

2020年4月あたりから22卒の相談が、

2021年1月あたりから23卒の相談が一気に増えました。今年の就活生は危機感からか就活スタートが非常に早いですね。素晴らしいです。

逆にのんびりしていると周りから差を付けられて、採用枠を総取りされる可能性もあります…(今年はあり得るかも)

採用通年化により時間は無い

いうてまだ大丈夫っしょ。

これは危険です。

前述のように、採用通年化の潮流により就活生には時間が無くなっています。

なぜなら夏のインターンが勝負(少なくなった枠の争奪戦)になるから、最早時間が無いわけです。

  • 如何に早く志望企業を決めれるか
  • SPI・ESの練習を早くから行えるか
  • 面接に早く慣れることができるか
  • →最終的に志望企業のインターンに行けるか

「いかに早く就活に乗り出せるか」がポイントになってきますね。

効率的な情報収集・行動力がかつてなく問われる

「早く就活に乗り出す」「より効率的に就活をする」には情報収集能力と行動力が必須です。

就活に関する情報の大部分は就活サイトに隠し持たれています。効率的な情報収集には優良な就活サイトを閲覧する必要があります。

就活情報サイトの役割についてのイラスト

日本では就活サイトの閲覧が就活スタートと言っても過言ではないでしょう。皆さんの先輩方も同様の道を通ったでしょうね。

「就活情報サイトで情報収集→インターンシップ候補企業を決めていく」ことが就活の第一ステップです(今年は超重要)

 

就活か…まぁ…考えておくわ(焦)

ここで行動できない人はインターン締め切り直前まで準備しません。

そしてインターン直前に「今年ってよく考えたらやばくね?」と焦って準備しだします。

周りの就活生から差を付けられていた結果インターンに行けず、未だかつてなく厳しい就活になるでしょう。だってこんな時代ですよ?

人生のちょっと先輩からアドバイスですが、就活はゆっくりやってもいいので、早く始めたもの勝ちの情報戦なんですよ。。就活しましょう?

就活を乗り遅れた学生のイラスト

 

はい。就活の第一ステップ「就活情報サイト」の話ですね。

閲覧すべきオススメ就活サイト

私も数々の就活サイトを閲覧していましたが、主力サイトはこんな感じでしたので是非お使いください。

全部無料なので、とりあえず調べても損はないです。

基本的にストレスゼロで就活を始めれます。

 

UniStyle

  • 内定者のエントリーシート
  • 面接突破のコツ
  • 上場していない優良企業
  • 就活生の選考レポート

などの就活最重要情報が載っています。これはいずれ過去ES収集とかで閲覧することになりますよ。

なるべく早めに閲覧しておけば就活のスタートダッシュとして完璧です!

みんな大好きなサイトです。

↓リンク貼っておきます

Unistyleの画像

就活に必要な情報は「Unistyle」に揃っています。

 

キミスカ・OfferBoxは自己分析ツールで有名ですね。

質問を答えていくと、自分に合う仕事がどんな種類なのかを解説してくれます。

他のサイトでも色々な種類があるのですが、段違いでキミスカとOfferBoxの自己分析ツールは精度が高かったです

ドンピシャで「面白そう!」って思う業界を紹介してくれて、リアルで「おー!」って声がでました。

この診断結果を基にインターンシップ参加業界の参考にしてもいいですね。

完全無料のサイトなので、登録しておいて損はないですね。

二つのサイトの自己診断結果を比較してより正確な結果を得るのもオススメです。

 

↓キミスカ自己分析ツールの診断結果

キミスカ適性診断結果①
キミスカ適性診断結果③

自分の性格を「偏差値」で示してくれ、オススメの業界について考える良い機会になりました。

自己分析ツールの評判、めちゃいいですね。

ちなみにキミスカOfferBoxはスカウト式就活のプラットフォームでもあります。

  • 気になってる企業からオファーが来た(含:インターン)
  • 就活の視野が広がった
  • オファーされてる側なので緊張しない
  • 外出自粛でも就活が進む

などのメリットがあります。

↓リンク貼っておきますね。結構おすすめ。

【参考記事】自己分析ツール全部やって比較しました↓

 

同様に就活ノートも非常にオススメです。

一度ホームページを見て頂ければ分かりますが、就活サイトの中では最強クラスの情報量です。

完全無料ですし、必ず目を通しておくべきサイトだと思います。(経験談)

ストレス無く読める就活情報記事

通過ESや先輩の就活レポートなど掲載されています。

あれだけ良質な情報サイトなので、就活生から人気があるのは当然ですね。 

大学2年生から就活情報のアンテナは立てておかないと情報戦で負けてしまいますよ!

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というわけで主力就活サイトまとめ

閲覧すべきオススメ就活サイト

22卒/23卒の就活対策:早めの情報収集に励もう!

まとめ

今回は22卒/23卒の就活リスクと対処法をお伝えしました

厳しい時代になってきましたが、早めかつ効率的な就活を心掛ければ必ず成功しますよ!

めげずに頑張りましょう!

 

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