Pythonを学び始めて2週間で作ったツール紹介シリーズもこの記事で最後になります。
これまでの記事をまだ見ていない方は、
一日4時間の作業をPythonで10秒に縮めるツールを作った話
もどうぞご覧ください!
今回もプログラミング初心者が陥りがちな
Pythonの基本は理解したけど何を作っていいかわからない状態にメスを入れるヒントを
筆者の経験談からお伝えしたいと思います!
筆者の経験談
イチゴ狩りいきたーーーーい!!!!!
よっしゃ行こうか!!!
でも人気過ぎてどこも予約取れない・・・
こまめにホームページみてキャンセル待ちしないといけないのか・・・
某人気いちご狩り施設は予約がいっぱいで、キャンセルによって予約が空いた瞬間をネット予約するしか方法はありませんでした。。。
この時私は確信しました。
これはPythonでなんとかなる!
プログラミングにはWebスクレイピングと呼ばれる手法があります。
今回はWebスクレイピングを用いてイチゴ狩りの空席通知ツールを作った話をお伝えしたいと思います!
このツールを作成する流れは次の通り
- Pythonでイチゴ狩りホームページにアクセスする。(ライブラリ頼み)
- イチゴ狩りホームページのHTML(Webサイトのテキスト情報が書いてあるコード)をPythonに吸収させる。
- イチゴ狩りに行きたい日の空席状況を指定するコードを取り出す
- 空席ならLINEで通知を送るプログラムを書く
簡単でしょう?
ステップ1ではPythonからイチゴ狩りホームページにアクセスするコードを書きます。
Webスクレイピングに全く知識が無い方は、「Python Webスクレイピング」で検索するか、書籍「退屈なことはPythonに任せよう」を購入して勉強すると良いですよ!
コードとしてはたった2行でホームページにアクセスできます。ほんと簡単。
しかし毎秒何回もアクセスしていたらホームページ側に迷惑が掛かります。
真のWebスクレイピング紳士は1度のアクセスごとに数秒または数分待つように命令を組み込むのは常識だ!
そもそもWebスクレイピングをしていいのか事前に確認を取っておきましょう!
ステップ2ではアクセスしたホームページから、HTMLを抽出します。HTMLは基本的に非常に長いコードなので、ここから必要な情報だけを選択していかなければなりません。
ステップ3ではHTMLのコードを読み取って、行きたい日の空席状況を指定するコードを抜き取っていきます。
HTMLの知識がなくてもなんとなーく分かるから平気だ!
ステップ4は完全にライブラリ頼りだった(当然)
空席状況が空きのときにLINEで通知を送る命令を組み込みました。
以上のステップを踏むことで、イチゴ狩りに空席ができたらLINEで通知してくれるツールを作ることができました!
このツールを作成後、2日後にLINEで通知が届き、無事にイチゴ狩りを予約することができました!
Python初心者が3つのツールを作り終わって
Pythonを学び始めて2週間で3つのツールを作ることができました。
それぞれのツールは無駄な作業を一日何時間も短縮してくれるモノばかりでした。
まだプログラミングを始めていない方はプログラミングの魅力が少しでも伝わったかと思います!
プログラミング初心者の方には、ほんの少しの勉強でそんな便利なツールが作れるのかと思っていただければ幸いです!
今回のシリーズでは私が初期に困っていた「何を作っていいかわからない」を解決するヒントを提供しました!
是非みんなでプログラミングを楽しみましょう!
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