どうもどうも!超大手企業でAIを作っているリンリンです!
なーんかちょっと前から
大手はクソ!最近は大手も倒産するから安定してない!
キャリアを考えるとやっぱりベンチャーでしょ!(笑)
みたいな就活煽り文句、よく見かけません?
な~~~んも本質分かってないな~~~って思います(笑)
世の9割の就活生は大手を狙うべきなんです!!
今回の記事では、よくいるベンチャー就職意識高い系の煽り文句を全て反論していこうと思います!
この記事の信憑性
こちらの記事の信憑性は、絶望的状況からの就活大逆転勝利を収めた私自身の経験により支えられています。
詳しくは下記プロフィールで確認して下さい。
そもそも意識高い系って何?
私はこの記事で、ベンチャー企業を否定したいわけではありません!
あくまでベンチャー企業に就職する意識高い系をボコボコに否定したいだけです!
では意識高い系とは?
意識高い系(いしきたかいけい)とは、自分を過剰に演出する(言い換えれば、大言壮語を吐く)が中身が伴っていない若者 、前向きすぎて空回りしている若者 、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人 などを意味する俗称である。
引用 wikipedia
なるほどなるほど。
こーんな雰囲気で、
- 「アメリカではこんなことはありえない」→海外旅行しただけ
- 「将来は起業してIT社長かな」→起業セミナーに数回参加しただけ
- 「某有名インフルエンサーと知り合いなんだ」→メルマガ登録しただけ
- 「あ~~今日も超忙しいわ~~」→自己啓発本読んでるだけ
みたいな言動する人ですね。
自己承認欲求の塊みたいな生き物です。
よくある煽り文句と反論
1. 「もはや大手は安定していない」
ニュースでやっている通り、大手企業も倒産する!安定なんて昔の話だな!
例えば東芝が破綻危機だとか製薬会社が大規模リストラしたとか、大手危機か!?ってニュースが良く流れますよね。
でもこれ、ベンチャーだとどうなんでしょうか?
1年で40%が倒産、10年で90%が倒産 です。
そもそも大手が経営危機なんてニュース、年に1度聞くか聞かないかですよね。
早々大手が倒産することはありません!!!
メディア露出の機会が多いだけで、基本的に大手企業は安定しているんですね!
対してベンチャーは1年に何百社と倒産してますけど、マスコミは見向きもしません。
だって知らない企業の倒産なんてどうでもよすぎて面白みないんですもん。
2. 「大手はキャリアを積めない」
大手は細分化された仕事しかできない!ベンチャーは総合的な仕事ができる!
だからベンチャーの方がキャリアを積める!
ってよく意識高い系が言いますよね。
大手は細分化した仕事しかできない!って言いますけども、
ベンチャーの総合的な仕事の規模は、大手の細分化した仕事より小さいですからね!
ゾウの毛1本がアリ1匹より大きいのと同じです。
大手の細分化した仕事で動くお金って、仕事にも寄りますが数百万円です。これ、ベンチャー企業の総資本金より高い額ってこともありますよ(笑)
「ベンチャー企業の方が色々な種類の経験ができる」これはまあ分からんでもないです。
でも逆に言えば「一分野のプロにならなくても出来るクオリティの仕事だらけ」ってことですよね?
中途半端なクオリティの仕事を経験しても、中途半端な能力しか付きませんよ?
ぶっちゃけベンチャーの仕事って、大手の下請けです。
だから大手企業→ベンチャーへの転職が容易ですが、逆はほぼ不可能。これは事実です。
中途半端な能力しか持っていない人に市場価値はありませんから。
ではそもそもキャリアって何でしょうか?
キャリアは日本語にすると経歴ですから、「社会人生活を通して得た経験・スキル」の総称ですよね。
大して大きな仕事もしたことない中途半端な社会人生活って、キャリアなんでしょうか?
3. 「大手は無駄な仕事が多すぎる!」
大手はお役所仕事が多すぎて無駄の塊!ベンチャーのスピード感を見ろよ!(笑)
さっきも言いましたが、大手の仕事って一発で数百万動きますし、何百個のチームが同時に仕事をしています。
だから当然慎重になりますし、チーム同士が連携するためのお役所仕事が多いです。
でも「だから大手はダメ!」なんて言うの、極論すぎません?(笑)
大手はお役所仕事を通して、巨大な仕事を進めていく。
ベンチャーはスピーディーに、小さな仕事を進めていく。
この選択について、どちらがいいかは個人次第です。
ベンチャーの圧倒的デメリット
ブラック企業の割合が高い
なぜブラック企業が多いのか?それは資本金も利益もないからです。
そんなベンチャーが生き残るためにはどうするか。
「やりがい搾取」をするんです!
こんな総合的な仕事ができる職なんて他にないぞ!だから残業しろ。休みの日も働け。でも金は出さんよ?成長できる仕事なんだから金は要らんだろ!?
「成長できるから金は要らんだろ」無理矢理すぎますよね。でもこれ、平気でまかり通っているんですよね。
先日、とあるベンチャー出版社の会社紹介冊子を見ていたんですが、内容が
- 大手はもう安定していないよ?
- うちはとにかく成長できるよ(根拠なし)
- オフィスは最近のIT企業っぽくオシャレだよ
- コーヒーサーバーとか常備してるよ
- 全員がイキイキと仕事しているよ
- だから金が欲しい・休みが欲しい権利主張型人間は要りません
- 本気で「成長したい」人だけ、連絡をください
って書いてあったんですよ。
で、会社の評判サイトでそのベンチャー調べてみたら「大手の下請けの下請けの仕事ばかりで、人をゴミクズのように搾取する会社です」って元社員に書かれてたんですよ(笑)
つまり正攻法じゃ会社が成り立たないから、なんとか工夫して社員をやりがい奴隷にしたい!って考えに陥りがちなんですよね。
ベンチャーにしか転職できない
ベンチャー企業社員は、基本ベンチャー企業にしか転職できません。
経歴が全てベンチャー企業って、信頼感がないんですよね。だって大きな仕事したことないんですもん。
だからベンチャーの経歴しか無い人は、5年ベンチャーで働いて役職に就くしか脱出方法が無いんです。
「薄給・残業まみれ・休みなし」のベンチャー企業で、5年間ですよ?
精神病にならなければいいんですが、オススメしません。
福利厚生なし
とある大手の福利厚生は
- 年10万円分、食事補助や積立、投資に使えるポイント付与
- 毎年3万円分の自社株を補助
- ホテルのように綺麗な新築の寮を光熱費込み2万円で住める
- どんな病気になっても医療費上限2万、しかも医療補助でその2万も返って来る。
- 社員版格安優良保険に加入可能
といった福利厚生があります。これ、全部無料なんですよ?ベンチャーに福利厚生は殆どないですから、大手と比べて安心感の欠片もありません。
こんな人ならベンチャーでもオススメ
伸ばしたい特定分野がある
例えば「プログラミングができて、AI開発をしたいです。」という人。
大手に行くと、配属によってはその分野の仕事ができないかもしれません。
そんな人は、特に興味のある分野を扱っているベンチャーに入社すればその道のプロになれるでしょう。
起業するためのスキルを身につけたい
「ベンチャー企業を立ち上げたい!」という人は、ベンチャー企業に身を置いてスキルを盗むことができます。
日々自身の必要な知識が増えていく喜びが湧くでしょう!
大手企業出資のベンチャー企業って手もある
最近は、お役所仕事が多くなってしまった大手企業が、ベンチャー企業を作り社員を出向させる流れが生まれています。
この会社はベンチャー企業でありながら、給料・福利厚生は親企業と同じ水準になっていることが多いです。
つまり大手とベンチャーのいいとこどりをした企業だと言えます!
しかしこのような大手出資ベンチャーに入社するためには、元となる大手企業の社員になる必要がありますよ!
まとめ
今回は単純な大手叩きベンチャー褒めに反論をしていきました!
ベンチャー企業が一概にダメとは言いませんが、9割の新卒は大手を狙った方がいいと思います。
特に人材不足が激しいベンチャー界隈では、大手叩きをして少しでも採用人数を確保したいという狙いからあなたに忍び寄ってきます!
一度冷静に考え直して、キャリアを築いてください!
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